夜9時。
ブーッ ブーッ
「ぶくぶく」
またか。
今日は何の用だ、友よ。
「はいもしもし?私だ。」
「あー、今ね、ベンチに居るの。」
「ん?電池?聞こえない。」
「ベンチベンチ。お前ん家の前の公園の。」
「は?え?」
「やーブランコが見えるなぁ。トイレがあるぞ!設備整ってるなぁ~。」
「や、お前。もしや・・・隣に例の人居るんじゃないだろな。」
「ん?まぁまぁまぁ。とりあえず待ってるから。来てネー☆」
・・・。
まぁいい。
いざ公園へ。
ベンチに座って遠くを眺める様な男の影が二つ。
背後から近付く。が、既に何故か笑いが堪えられない。
彼が居る。彼が居る!このシルエットは・・・!
ボン :・・・。こんばんは。(笑)
ぶく :どーもどーも。お久しぶりです。ニヤニヤ。
コーチ:さて、帰りましょうか!
ボン :!?!?
コーチ:やーもう、今日はね。お腹もいっぱいだし。ねぇ?
やはり来ていた。
MKでお世話になりまくったバド部のコーチ。
これから何処へ連れて行かれるのかと思いきや、もう帰るとか言い出すし。
一体何しにこんな駅から離れたとこへ。
だらだらと語りながら駅まで送りました。
近いうちに飲みに行こうとか。
結局それを予告しに来ただけの様だ。
ホントに何もしないで帰りおった。
次会うときはどうなることやら・・・。